こんにちは、ぼたん営業所　山中可弥です。
GW到来！みなさま楽しく過ごされていますでしょうか～。
GWに入って今更ですが、３月のお話をシェアさせてください。


3月12日～14日までの2泊3日、能登半島珠洲市に行ってまいりました。
毎年7月に能登を訪れるようになってから、能登にはたくさんの友人ができ、元日の地震でみな被災しております。特にひどかった「珠洲市」にある友人宅兼店舗は全壊致しました。応援のため、元日からいろいろ動いておりますが、3月に入ってやっと、現地入りし、お手伝いしてまいりました。能登に行くというと、「ボランティアですか？！偉いですね」と言われますが、たぶんイメージされてるものとはちょっと違うかな・・・

私が向かったのは「珠洲市飯田町」。
能登のことをご存じない方でも、今回の地震で「珠洲市」が全国に知れ渡った、能登半島の先端です。被害の大きかったところ。はい、街はひどい状態です。3月の時点で、ガレキの山は元日の地震後、そのままでした。倒壊した建物、津波の跡、道がすべて塞がれましたので、まずはガレキをどかし、道を通すところから。そのあと、亀裂が入ったり、段差ができ、とても通れなかった車を通すための、道の仮復旧。亀裂や穴には、倒壊した建物の瓦を埋めていました。毎日毎日、国道を仮復旧させるために全国から業者が集まっています。そして水道を通すためにも、役所業務にも、治安を守る警察も、自衛隊はもちろん、全国から力が結集しておりました。

3月、エリアはまだまだ断水中です。
と、いうことは毎日給水。そして、お手洗いは仮説トイレです。

我々は家でも外でも、お手洗いを済ませたあと、またどんなときでも不便なく、石けんで手を洗うことができますが、被災地は3月現在それが出来ません。能登から帰宅して、自宅で石けんで手を洗えた瞬間が非常にありがたくて尊いものだと痛感しました。

さて、そんな状況で非常に役に立ったシナリー製品がありました。
断水中だということは知っていたので、しっかり準備していきました。すっごく役に立ちましたよ・・・！



はい、ハンズクリーンシートタイプです・・・！たくさん持参しました!(^^)!
お手洗いのあと、食事前、作業前後、手を洗いたいとき、どんなときにでも本当にこのシートが役に立ちました。シートが丈夫でしっかりしていましたので、破れることなく、不満なく使えます。そしてハンズクリーンの良い香り・・・！ストレスが大きいときは、香りが助けてくれます。ふっと香るその瞬間に癒されました。

私自身は、普段からなるべくゴミを出したくない・・と思い、実はこのシートタイプ、普段はあまり使用していません。ですが、今回能登で大助かり・・・！たくさん購入していたことがこんなに役に立つなんて、本当に何があるかわかりません。本社のみなさま、発売してくださっていて、ありがとうございました！！！！

もちろん、シートタイプを使うほどではないときは、通常のハンズクリーンがお役立ち。



常に持ち歩いていました♬


今回の2泊は、倒壊をまぬがれた別の家に泊まらせて頂いたのですが、もちろん断水中。お風呂は自衛隊風呂にお世話になりました。自衛隊風呂、本当に素晴らしくて、涙が出そうになりました。ありがとうございます・・・・！（被災者だけでなく、ボランティアも使えます）ただ、それでもお風呂入れない日もあります。そんなとき、洗顔どうする・・・！？もちろん、それも想定内です。

お風呂入れないとき、まず、洗髪は諦めますね。仕方ないです。長期戦なら、カミルGTで頭皮ケアすれば、頭皮環境はなんとか保たれると思います。歯磨きはできますね。す磨きでもよいし、シナリーの歯磨き剤は環境を汚染しません。地面に吐き出すのが嫌なら、オーラケアフレッシュですすぐだけでも、口内環境は保たれます。あ、もちろんカラダを洗うのも諦めますね。汗をかかない時期なのはラッキーでした。

さて、洗顔です。メイクは通常通りしていましたので、さすがにメイク料は落とす必要があります。私が行う、非常時の洗顔方法です。

コットンを水で湿らせ、水コットンを作ります。（給水できるので水はあります）そこに、クレンジングオイルをたっぷりしみこませます。それで、メイク料を拭きとります。クレンジングオイルをたっぷりしみこませないと、コットンの摩擦とメイク汚れで肌が傷みます。そのあと、別の水コットンを作り、ふき取ります。それを何枚か繰り返します。



A1石鹸で洗うことがもちろんベストです。が、断水時、緊急時は仕方ありません。この方法で行います。これは、キャンプ時や山にテント泊（もしくは山小屋泊でも）するときにそうしていました。（今は泊りがけ山行していません）

水コットンでメイク料ふき取れたら、そのあとは通常のスキンケア。朝も、水コットンで顔をふき取り、さっぱりさせ、スキンケア＆メイクできます。なので、「洗顔できないから仕方なくスッピン・・！」である必要はないのです♪♬工夫、工夫！


さて余談。
宿泊させて頂いた家は、倒壊してませんでしたが、あちこちガタ。窓はすべて割れており、厚手のビニールシートで被うという応急処置でした。３月、能登はまだまだ寒い・・・窓がない家に寝るのは、非常に非常に寒かったです・・。湯たんぽに助けられました。窓がない、つまり外気温＝室内気温！家の中でも白い息・・・！朝は4℃くらいだったかな・・・さむっ！

4℃の中、髪につけようとしたカミルO（ヘアオイル）、なんと凍ってた・・・！使えなかった・・・！（笑いました）どんだけ寒い家やねん。


以上、3月の能登シナリーレポ。
実は4月中旬にも3泊4日行ってまいりました。まだ、断水中です・・・。ガレキもそのままです。3月には補修で起伏激しくジェットコースターのようだった国道、飛び出てたマンホール、だいぶ修繕されていました。たった一か月で変わっていることろがたくさんありました。通水した飲食店は再開したところもあります。スーパーもコンビニも空いてます。でも、まだ断水してるところあり、仮設住宅すらまだで、避難所にいる方も大勢です。ガレキもそのままです。

でもでもね、みなさん本当にお元気です。今の状況の中で生活し、できることを行い、仕事再開に向けて進んでます。店舗が全壊したなら、違う場所を仮店舗として、など。手伝いに行ってるのに、こちらが元気をもらう不思議な環境・・。また、伺います。ただ、能登地震関係は報道がほぼなくなり、現地の方は不安に思っているのも事実。「我々は忘れられてるんやろか・・・」ぜひ、想いを寄せてください。